診療に際しましては、以下の項目に特に気をつけています。
1.患者様のお話をよく聞くこと
歯の治療に当たっては、日頃の患者様の生活や習慣等を理解することも非常に大切です。 お口の中を直すだけではなく、場合によって生活習慣などの修正も必要な場合もあります。 よって当院では、十分患者様についてお伺いすることから治療を始めます。 |
当院の虫歯の治療では、ラバーダム防湿という唾液からの隔離作業をしての治療も行っています。 また深い虫歯には3MIX-MP法を用いてなるべく神経をとらないような治療法もあります。 |
3.歯をよけいにいじらない
やみくもに歯を削るのは論外です。虫歯でもその患者様のお口の中の状態により、様子を見た方がよい虫歯もあります。 そのような場合は、定期的に経過を見てゆきます。経過により、削ることが必要となった場合には処置を行いますが、場合によっては削らないで済むこともありえるのです。 |
4.時間をかけて丁寧に治療をする
歯科の治療はミクロン単位の細かい仕事です。いうまでもなく、丁寧な治療を行うにはじっくり時間をかけて行うことが大事です。 当院の治療では丁寧な治療を行うことを最優先させ、拡大鏡を用いてじっくりと治療を行っております。 |
5.歯をできるだけ抜かない
永久歯は2度と生えてきません。 例えインプラントを入れたとしても、やはり自分の歯にはかないません。 当院では、患者様の歯を残すことを最優先させた治療を行っております。 |
※ ラバーダム防湿法
薄いゴム製のラバーダムシートを用いて治療歯だけを露出させ、口の中の環境と隔絶させる方法です。治療する歯に唾液などが入り、細菌などで汚染されないようにして治療します。 ↑戻る |
※ 3Mix-Mp法
虫歯が象牙質の深くにまで進行した場合、これを削る治療は痛みを伴います。従来の治療法では麻酔をかけて治療することによって対処していました。
3Mix-Mp法では、象牙質の深い部分を削らずに、薬によって細菌を殺すため、ほとんど痛みを感じることなく虫歯を治療することができます。
完全に神経が細菌によって死んでしまった場合を除いて、神経を残したまま虫歯の治療を行なうことができます。 ↑戻る |